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寳來 佐和子*; 村上 翔一*; 迫田 晃弘; 中下 留美子*; 國末 達也*; 石森 有
Environmental Monitoring and Assessment, 194(6), p.415_1 - 415_25, 2022/06
被引用回数:3 パーセンタイル:43.07(Environmental Sciences)本研究では、ウラン鉱山跡における微量元素の挙動および生物への環境影響を評価した。異なる三カ所において、堆積物・環境水・生物(昆虫,カエル,イモリ)に含まれる微量元素濃度を定量した。堆積物と環境水中のAsおよびU濃度は鉱滓ダムで最も高く、またこれら元素で最高値を示した生物(イモリ)も鉱滓ダムで採取したものであった。今回得られた生物の元素濃度・濃縮係数・N値を踏まえると、本ウラン鉱山跡においてはイモリに危急種の可能性が考えられ、今後の更なる観察や評価が望まれる。
田中 裕史; 迫田 晃弘; 安藤 正樹; 石森 有
保健物理, 51(2), p.107 - 114, 2016/06
日本原子力研究開発機構人形峠環境技術センターでは、空間線量率の監視や気象観測を常時行っている。本研究では、2014年4月2015年3月における降雨雪による空間線量率の変動を評価した。原子力機構人形峠では、冬季の積雪が多いという地域的特徴がある。概ね月1回の頻度で一定時間、降雨雪を採取し、ラドン子孫核種濃度を測定した(全17事例)。測定結果を用いて空間線量率の変動を計算した結果、観測値と比較的良い一致がみられた(4例を除く)。この4例のうち2例は、後方流跡線解析より降水採取前後での子孫核種濃度の変化が示唆され、これが不一致の原因と考えられた。他の2例は、雨水の地表からの流出によると考えられた。
Jiang, Q.*; 田村 憲司*; 浅野 眞希*; 福山 賢仁*; 山路 恵子*
no journal, ,
本研究は人形峠鉱山の夜次露天採掘場跡地の土壌のマクロ的及びミクロ的形態の特徴を解明するための研究である。夜次露天採掘場跡地は植生遷移が進んでおらず、優占植生はススキ草原のままである。本研究の結論は以下のとおりである。露天採掘場跡地に設置した2箇所の調査サイトのうちサイトBのBC層のEhは低かった。それは下層の空隙の少なさによる。そしてそのことが季節的な水の集積という結果となっている。Mn, Cd, Pb, Coの含有量は平均的な日本の土壌のそれよりも高かったが、汚染というレベルではなかった。土中の酸溶解性鉄の含有量はかなり低かった。調査地では、鉄は主に残留形態であり、一部は還元性形態で存在する。しかし、Mnは酸溶解形態が多く、Mnは植生に対する影響が大きい。本研究サイトでは人による外的な要因の影響が大きい。多量の黒色の残渣と木片を混合していた。土層の0-5cmは良好な構造であるが、それより下層は十分に発達しておらず塊状構造であった。